
激論が交わされる会議中、おならをしたくなって困った経験はありませんか?
ブーッと盛大に音を響かせるわけにもいかないですし、上手にすかしても、ニオイが充満して周りに迷惑をかけるわけにもいかないですよね。
かといって、おならは生理現象。
我慢するのもかなりつらいものがあります。
お腹は張るし、集中できないしで本当に苦労しますよね。
おならの成分
そもそも、おならの約7割は、空気、窒素ガス、炭酸ガス、水素、酸素、メタンガスなどで構成されています。
これらの腸内ガスに、においはほとんどありません。
残りの3割が問題で、主に腸内で食べ物が分解される際に発生します。
くさいと感じる成分も含まれていて、臭いの強弱は普段の食生活と密接な関わりがあります。
肉や乳製品、玉ねぎ、にんにくなどを食べ過ぎると、おならの臭いも強くなりやすいです。
おならの臭いを減らしたいなら、これらの食材は避けた方がいいかもしれませんね。
会議の前にガス抜き
その日会議があることがわかっている場合は、出勤前にガス抜きをしておくといいかもしれません。
やり方は、
仰向けに寝て両膝を90度くらいに曲げる。
↓
右手側の脇腹を軽く両手で押す。
↓
そのまま右手側のろっ骨の方へスライド。
↓
続いて左手側のろっ骨の下へ両手を動かす。
↓
左手側の脇腹へとスライド。
↓
膀胱を通って、肛門付近から押し出すようなイメージで両手を押して終了。
という感じです。
四角に近い円を描くようなイメージで、お腹をマッサージする感じでしょうか。
このマッサージをすることで、お腹に溜まったガスを出すことができます。
お腹にガスが溜まっていなければ、会議中におならが我慢できなくなることもなくなっていくでしょう。
あまりにおならの量が多い場合は・・・
それでもおならの量が減らない、あまりに量が多いという場合は、過敏性腸症候群という病気の可能性も考えられます。
過敏性腸症候群は、腸に異常は見つからないものの、便通異常(下痢、便秘)、ガスが多いなどの症状に悩まされる病気です。
実は筆者がまさにこの病気で、1日に何度もトイレに行かなければならないし、出しても出してもガスが溜まるしで、本当に大変な思いをしました。
万が一、過敏性腸症候群の場合は、ちょっとやそっとの対策では功を奏しません。
状況に関係なく普段からお腹の調子が悪いという場合は、病院で腸に異常がないかどうか診てもらうことをおすすめします。